音楽雑誌をすっかり読まなくなって洋楽の最近の動向に疎いので、ELOの新譜が出ると知ったのはつい最近。
たまたま久々に手に取った「レコード・コレクターズ」誌で小特集が組まれていたからだ。
ビートルズ、ELO、ヴァン・モリソン、ジャムと記事が並んでいたので買わないわけにはいかない。
で、ELOのその15年振りという新作の記事を読むとなかなかの高評価。
早速ネットで試聴して、いやあ、これですよ、これ。
発売日となったのでまるまる聴いてみた。
前作の『ZOOM』ははっきり云ってあまり印象がない。リアルタイムで聴かなかったしね。1~2度聴いて、ふーんという感じでそれっきり。ELOというよりジェフ・リンだねえ、という感じだった。
今作はしっかりELOしてる。
ストリングスがない、との往年のファンの不満の声も聞くが『OUT OF THE BLUE』派はそう感じるだろうね。
幸い僕は『DISCOVERY』が一番好きなので、その辺は大丈夫。
ジャケットがまたいいじゃないのねえ。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の冒頭を思わせる情景。
で、一曲目の「When I Was a Boy」にも繋がって、ラスト(ボーナストラック除く)のタイトル曲「Alone in the Universe」まで結びつくイメージ。
曲の並び順もいいと思うわー。
久々に洋楽の新譜をガッツリ聴かせてもらった感じ。やっぱいいモンはいいねえ。
Amazon Prime Musicが始まった。
Amazonのプライム会員になると、100万曲以上の曲が聴き放題になるというサービスで、まあApple musicに引き続きってアレだ。
年3900円という会費をどう思うか、だが、Amazonの他のいろんなサービスを受けるついでと考えれば充分に納得の値段ではないだろうか。
まあ、聴きたいものが必ずしもあるわけではなく、こうしたサービスはあれだね、ラジオ感覚で知らない曲との出会いを求めるのがいいかもしんないね。
その意味では、
キューレーターが選んだプレイリストというシステムが有り難い。
適当に流しておいて、おおこの曲! となればいいわけで。
このキューレーターは「プライム会員のために音楽の専門家が選曲したプレイリストで、あらゆるシーンを豊かに。」とあるけども、誰もがプレイリストを投稿できるようになればといいと思うんだけど。(自分のプレイリスト自体は作ることができる。)
独得の選曲で人気プライムキューレーターとか出てくるかもしんないよ。
て、まあ、俺がなりたいだけだけどw。
年に2度のお楽しみ『IPPONグランプリ』を14回目の今回もまずまず堪能した。
バナナマン設楽が常にアベレージの高い回答を繰り出し、ラストのお題にはそれしかない、正解、と思えるような答で優勝をかっさらった。
また、『内村プロデュース』などで密かに大喜利力の高さを光らせていたさまぁ~ず三村の参戦も見どころであり、肩の力の抜けた(抜けすぎた?)回答で楽しませてくれた。
で、チェアマンとして試合の解説を終始務めて進行をフォローするのが、この番組における松ちゃんこと松本人志の役割なのだが、ブロックの合間には視聴者からの回答を紹介するとともに、別回答例といった趣で自分の回答も二つ三つずつ付け加えるコーナーがある。
その回答が本戦の選手達の回答に比べ、さほど面白くない、と思わないか?
松ちゃんがフリップ出して回答すると会場の選手たちが笑っている姿がいちいち映されるんだが、いやいや君らの回答の方がずっと面白かったから、と言いたくなる。
いやしくも今のこのような「大喜利」の形を作ったのは、松本人志その人であると言ってもいいと思う。
『ダウンタウン汁』や『一人ごっつ』などでその天才ぶりを見せつけたのを勿論忘れてはいない。
大喜利の神、といってもいい存在ではないか。
神も衰えたのか?
いや、個人的には松本人志健在だと思っているし、松本人志は今も最強であり、出場選手の誰にも負けることがない、と固く信じるものである。
その最強たる所以は、瞬発力と間の良さと場の空気を瞬時に掴みとる力、だと思っている。
そもそも自分は松ちゃんの独得のワールド(「とかげのおっさん」とか「世界の珍獣」フィギュアとか)にはそれほどピンと来てなくて、たとえば映画なんかもやっぱ乗りきれない。
「ごっつ」とかのコントも好きなものはもちろんあったけども、作り込んだものよりも相手との掛け合いで生じる間を活かした笑いが好きだった。
『HEY! HEY! HEY!』とかでの何気ないようにみえるトークに、誰にもマネできない凄さを感じていたし、今でも『ワイドナショー』とかではコメントそのものよりも、ゲストやレギュラー陣との何気ないやりとりが楽しみでしょうがない。
そこまでの話の流れや相手の見た目等を素早い回転で掴み取り、その場の空気に最も適した内容を、的確に言葉を選んで、最高の間で発するのが松本人志の笑いの凄さであると思っている。
先日の『ダウンタウンなう』で綾小路きみまろとお初に相まみえた回で、芸風のまったく異なる先輩との対談で興が乗ったのか、自らの芸論を語っていたのが印象的だった。
「よくも悪くも瞬間芸なんですよ」
と自分の笑いについて松本人志は語った。
やはりそう自覚していたのだなあ、と感心しきり。
『ごっつ』とかのコントもほとんどリハをせず軽く設定を決めて本番で合わせることがほとんどだったとか、『ガキ使』の立ちトークもまったくなにも決めずに舞台でいきなり合わせていたとの話をして、きみまろを驚かせていた。
だから彼にとっての大喜利もそういう場でなければならない筈なのである。
単に「お題」があって「答」がある、ということではない。
場の空気があって、他の回答者の「答」があり、流れがある。
その時に必要とされるタイミングで厳選された言葉を絶妙な間で発する。
これが松本人志の最高性能が発揮される大喜利の場である筈だ。
だから、あの番組でのようにあらかじめ考えられた答を添え物のようにそそくさと発表する大喜利の答が、面白いわけはないのである。
亡くなった母が身体を悪くしてから夕飯を主に作るようになった。
相方がその他すべての家事をおよそやってくれるので自然とそんな分担に。
比率でいうと圧倒的に向こうが多くて申し訳ないのだが。
料理自体は嫌いではないが、そんなにしょっちゅうやっていたわけでもないので当初は手際も悪いし失敗も多かったが、最近ではまあまあ効率的にそこそこのものが出来上がるようになった。
たとえば本日のメニューは、蓮根と人参と鶏のきんぴら、豚と小松菜とエリンギの和風パスタ(胡椒醤油味)、ネギの味噌汁。
パスタはジャポネ風な感じで我ながらなかなかにGoodであった。
で、まあ、帰ってきてバタバタと作って、家族でワサワサと食べてテレビをガヤガヤ眺めて休憩して、さてと自分の部屋の机の前に座って何かをしようとしたところで意識がなくなる、というのが最近の常時。
ま、寝落ちだね。
割と深く寝てしまって日付が変わってしばらく経って慌てて風呂に入る、ということもしばしば。
そこからグダグダと未練がましく机にかじりついていたりするので改めての就寝時間は2時半~3時過ぎといったところになってる。
娘3の通学が遠方で、部活練習のため早朝に相方が送って行くという生活が続いていて、相方の方も同様に夕食後に一度ダウンして日付変わってからあれこれ家事をするので同じような生活パターンになっている。
どちらかというとこちらの方がそっちに同期してる感じではあるのだけどね。
まあ、そんな状況下では読書もDVD鑑賞もままならずになんとか細々バラエティ録画消化をするのみの日常。
ブログなんか書いてるヒマないんだけどw。
「
名古屋エレキング倶楽部」というサイトを当時のリムネットに開設してちょうど20年経ったようで。
当時のメイン更新記事が「
工事中日記」というもので、サイトの構築状況を日々綴っていきつつ日常を語るというものであったのだが、ちっとも完成することなく今日に至る。
別タイトルで「らのとりこ」というラーメンHPを運営し始めたのはその5年後あたりだったが、本体も細々と続けてはいた。
しかし特にブログを始めてからは、更新はそちらのみになり、さらにTwitterを始めてからはサイト自体がほっぽりだし状態である。
書き殴るにラクちんだからねえ。
とはいえ、時にはもう少し長いものを書きたい時もあってだね。
ちょっと強制的にしばらく続けてみますー。