松本隆の作詞活動45周年を記念した「
松本隆 風街レジェンド」というライブがこの八月、二日間に渡って行われた。
ネットでそのキラ星のようなメンバーと楽曲によるセットリストを見て、これは観たかったと。
DVDでも出ないものかと思っていたら、なんとBS朝日でこの秋放映予定という情報が。
心待ちにしていたが、放映日が決まらないままでさすがに忘れていたところ、ある日番組表を何気なく眺めていたら放映するのを発見。それが当日の昨日のこと。あやうく逃すところであった。
オンタイムはバタバタしていたので、録画したものを先ほど観終わった。
70年代から80年代にかけての松本隆が手がけたキラ星のような名曲たちをオリジナルの唄い手やゆかりの歌手達が次々と唄っていく。
太田裕美「木綿のハンカチーフ」に「さらばシベリア鉄道」、大橋純子「シンプルラブ」、原田真二「タイムトラベル」、水谷豊「やさしさ紙芝居」、寺尾聰「ルビーの指輪」、many more!
個人的に涙モノだったのは、小坂忠「しらけちまうぜ」、鈴木茂「砂の女」、ナイアガラトライアングルvol.2(伊藤銀次・杉真理・佐野元春)「A面で恋をして」のあたり。
そして極めつけがはっぴいえんどの再結成。「夏なんです」、「はないちもんめ」。さらに大瀧詠一に代わって元春がボーカルをとった「はいからはくち」。
これでEPO、矢野顕子、吉田美奈子がカバーではなく(趣旨とは違うが)オリジナル曲を唄っていたらオレは失禁していたのではないか。
とはいえそんなカバーの中でも吉田美奈子の「ガラスの林檎たち」がさすがの表現力と存在感を見せつけて圧巻であった。
放映されたのは二時間に圧縮されたもので、流れなかった楽曲もまだ残っているので、完全版もぜひ観たいものだ。
この23日の祝日は相方が出勤、娘達もそれぞれで基本フリーの日。
昨年の同日もそうだったのだが、そういうことならといそいそと半田に向かう。
麺屋さくらで季節限定の鴨南蛮つけそばが始まっているのでこのタイミングを狙っていたのだ。
ただ、店主の川内さんが体調不良のため週末の営業を休まれており、この計画の実施が危ぶまれていたのだが、この日の朝に店主FacebookとTwitterに昼のみ営業するとの書き込みがされたので、安心して向かうことにした。
せっかくの休日、季節を感じ取ろうというわけだ。
ただし、紅葉より鴨、ということだが。
昼だけ営業ならば、早仕舞いの可能性も少なかろうとのんびり出発。
高速なら30分そこそこで到着するが、下道で道を探しながらふらふらと向かう。
1時頃に到着。店外行列はこの店ではもう当たり前の光景なので、おとなしく最後尾につく。
今年は通常の鴨南蛮に加えて上鴨南蛮が登場。違いはネギに平田の赤葱を使用。そして鴨団子が入る。
今年は鴨肉も産地が変更されているようだが、この店が処理するチャーシューなら間違いのないもの。ファンの間では増しをするのがあたりまえのこととなっており、さらに2倍増しどころか増し×5などというツワモノも登場している。
券売機でチケットを買う段になり、自分は上鴨南蛮麺1.5増し+鴨増し+鴨団子増しを購入。
さらに新商品の鴨皮と舞茸の炊き込みごはんも注文。
しめて2500円オーバーとなる。
もうラーメン代というレベルではない。
ウナギである。(鰻は最近もっと高かったりするが)
そして目の前に登場。
これである。

いや、もう間違いないでしょ。
このビジュアルだけでノックアウトである。
この時点で相当満足。
いやいや、食べて昇天、至福である。
四の五の言うまい。
ただ、この鴨肉チャーシューは自分的に全肉の中で一番好きかもしれない。
麺好き鴨好きの自分にとっては、鰻を食べる以上の満足度が得られるわけで、上記の料金はけして法外なものではなく、むしろ安いと思えるぐらい。
もっとも毎日のように食べられるわけじゃないけど、非日常的なハレの食べ物として鰻、天ぷらに肩を並べ、それを超えるものがあると思うわけで。
ぜひ一度お試しあれ。
麺屋さくら
愛知県半田市出口町1-45-16
営業時間 11:30~14:00、18:00~21:00
定休日 毎週火曜、第1.3.5 水曜
その他臨休情報はFacebookページにて。
沖縄そばとらーめんの店 玉ぐすく@今池が今の場所で営業を開始して3周年ということで、本来定休日である11月22日の日曜、特別営業が行われた。
昼の部は拉ノ刻@本陣とのコラボ麺のみの提供、夜の部はゆるーく居酒屋営業とのことで、昨年の奏@吹上とのコラボ「奏ぐすく」に続いての「拉ノ城(ぐすく)」である昼営業に行ってきた。
玉ぐすくは今の場所で営業する前は今池屋台という複合施設で半年ほど営業してから、すぐそばのこの有名ライブハウス得三がある建物の1Fに移ってきた。
今でこそ月3~4度は訪れるお気に入り店ではあるのだが、今池屋台での営業は未訪、そればかりか今の場所に移ってからもほぼ一年後になって初めて訪れたぐらいである。
ラヲタとかをやってる風に思われてる人間だが(実際、そうだけど)、新店とかには地の利がない限りは割と慎重に、開店時より落ちついてから訪れるタイプで、どうかしてタイミングを逃すと良店と云われる店も未訪のまま随分経ってしまうということが往々にしてある。
なな家@豊田とかさくら@半田もそうで、開店から随分経ってから初訪した記憶がある。
で、まあ玉ぐすくに関してはなんとか会社からのランチ圏内(自分の中での。自転車使用)ということもあり、一度その実力を知ってからは、矢継ぎ早に繰り出される限定麺のチェックも含め頻繁に訪れることになった。
一方、拉ノ刻はもう10年ほど前に、その頃立て続けにオープンが続いていた好来系の新店のひとつとして訪れており、その翌夏、快涼麺という独創的なメニューに感心して実力の程を知ったのだが、同じ名古屋でも我が家からは真逆の立地ということもあり、以来、数回しか訪れる機会がないまま来ていたところ、昨年後半に今では主力メニューの片方である鶏白湯を食べて、こりゃもっと来なければいかんと開眼し、今年に入り訪問頻度を増やしていたところである。
最近では「ドゥ盟」なる謎の組織の会長を務め、名古屋周辺の実力店の横の連携に一役買っており、最近も自分はほとんど食べることが出来なかったが、「ドゥ盟」各店でのイベントラーメン企画が評判を呼んだ。
そんな2店のコラボ、行かないわけにはいかない。
この日は娘3のバスケ試合観戦の予定があったが、幸いにも(?)会場が同朋高校の体育館で観戦スペースが少なく相方ひとりで応援するとのことだったので、名古屋の反対側のその地まで午前中送り届けた後、今池に向かった。
開店時より30分ほど遅れて到着すると当然のように店外行列。
最後尾に並んで入店を待つ。
この日のコラボラーメンのテーマは「seasoning ZERO」。調味料を一切使わないラーメンだ。
東京のせたが屋の前島店主がしばらく前に
「ラーメンゼロ」という店をオープンさせてから、しばしばこのコンセプトにチャレンジする店が登場しているが、旨味の創出に大変苦労するラーメンだと聞く。
今回は玉ぐすく店主がそのスープを開発、それに合った麺を拉ノ刻店主が得意の麺打ちでサポートするという企画。
二、三十分ほど待って目の前に姿を現したこれが、その「seasoning ZERO」。

塩に至るまで調味料を一切使用してないというのに旨味たっぷりでボケた味などではない。
ボディのしっかりしたそれでいて優しい味わい。
また、緩めに仕上げられた麺がやんわりとそのスープをまとって喉元をスルリと滑り行く。
流石の美味い麺だ。
さらに特別に仕込まれたチャーシューがしっとりと柔らかくてしかも噛み応えがあり、豚の甘い香りが鼻腔をくすぐる一級品。
予想以上の出来に満足。
950円での提供だったが、コストはかなりかかっていると思われるのでムリかなあとは思うものの、レギュラーメニューにしてほしいぐらい。
そして周年記念おめでとうさまでした。
今週の『ダウンタウンなう』は萩本欽一を迎えての新企画「最後の晩餐」。
最近好調の「本音でハシゴ酒」とそれほど変わるわけでもない企画内容のような気もするが、こっちは芸能界のビッグネームとトークするという趣旨のようで、それならばそれで『ダウンタウンDX』の初期(スターとのトーク番組)を彷彿とさせるものになりそうかも。
ダウンタウン自体が既に大御所となってしまっているので、あの頃(20年以上前)のようにそれ以上の大物がそれほどいるとも思えないが、ダウンタウン活性化計画のひとつとしては面白い。
で、最近とみにトリビュート的扱いを受ける機会が多くなってるような欽ちゃんとの二十数年ぶりという絡みは、ダウンタウンの年輪を感じさせるもので非常に興味深いものがあった。
欽ちゃんのフリをしっかり受けつつもやんわりかわすという高等ワザw。
しかし正直、欽ちゃんの五十台、六十台というのは不遇だったと思う。あれだけテレビの王者として君臨した人がという思いが強い。
それに比べるとこの三十年以上に渡って、人気がほぼ衰えないビッグ3の特異さが際立つわけだが、それを追う立場のダウンタウンが五十台、六十台に差し掛かるわけで、そのタイミングで「浜田ぱみゅぱみゅ」なんかやってて非常に心強いものがあるw。
先日、中学のプチクラス会みたいなものを行う機会がウン十年ぶりにあって行ってきたのだが、それきっかけでLINEグループ作って、不明同窓生の消息とか近況のやりとりとかが始まった。
家族間の連絡ぐらいしかLINE使ってなかったので、時折iPhoneがブーブーなり続けるのをやや鬱陶しくも微笑ましく過ごしている。
それはいいんだが、同窓生の消息を知るためにFacebookで検索すると、懐かしい顔が結構数珠繋がりで出てきたりして驚いている。
つか、それが本来のFacebookであるんだろうけど。
Twiiter派でずっと来ているのでFacebookには当初は懐疑的で仕組みにも馴染まず、登録はしたもののずっとクローズドで使ってきたので同級生とかあまりこれまで探してこなかったんだよなあ。
それでも近年はmixiの代わりとして主にラ方面の仲間とのやりとりには頻繁に使っていたので馴染みは出来てきている。
馴染んでしまえば、ことやりとりに燗してはTwitterより便利であるのは確かではある。
先に行われた「名古屋SFシンポジウム」のスタッフのやりとりもグループを作ってオンラインで打ち合わせに使ったりしたし、HPの代わりにFacebookページを立ち上げて宣伝に努めたりした。
そろそろプロフィール設定見直して、クローズドな環境からオープンに移行するべきか。
でも会社関係にあまりオープンにしたくないんだよなあ、結局。ううむ。